五感で感じる園舎
生活を豊かにするきっかけ
聴覚
言葉の発達には、音環境の整備が大切です。音を吸い込む吸音板や、音を漏らさない遮音サッシなど、様々な建築的工夫で発達をサポート。音楽活動などの音の大きな保育シーンにも、療育などの繊細な保育シーンにも、効果を発揮します。
嗅覚
厨房の排気は、お隣に向ければ迷惑に、園庭に向ければ、お昼前のいい匂いに幸せな気持ちになれます。少し排気ダクトが伸びるというデメリットも、この一石二鳥で帳消しですね。
触覚
子どもたちの体に触れる場所には、無機質な合成樹脂ではなく、木などの自然の材料を、最低限の加工で使いたいものですね。暮らした時を刻む肌触りは、使い込むほどに味が出ます。
味覚
みんなが使えるお部屋に、ユニバーサルキッチンを設けました。手前側は子どもたちの高さ、奥側は床を掘り込んで大人の高さに。保育所の多機能化に対しても、子ども食堂や離乳食講座などに、即対応可能です。
五感で感じる園舎
五領域の一つ「環境」には、見る・聞く・触るといった、感覚の働きを豊かにすることが挙げられています。いわゆる「五感」ですね。視覚に偏りがちなのですが、そのほかの四感も、しっかり使える園舎にすれば、生活が豊かになること請け合いです。
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